南光坊 第55番 2014年1月21日 納経所での出会い
88箇所で「坊」がつくのはここだけだそうです。
今治市の中心地にあり、駐車場無料、となりは大山祇神社、行きやすいお寺です。
松尾芭蕉の碑。
調べると「物いへば 唇寒し 秋の風」と書いてあるそうです。参考ページ
http://stonko14.welcomey.jp/html_basyo/h22/o_basyo_2010_06_nankobo.html
立派な本堂。
瑠璃光殿
金毘羅堂
大師堂。冬の青空が出てきて綺麗に映えます。
夕方、後光が差しています。
南光坊は駐車場が境内にあるので、門は裏から見ることになります。
夕日に照らされて立派な門です。
正面から。
立派なので見とれています。
多聞天像。
持國天像
顔が怖い。
広目天像
増長天像
4つの像があります。みな足下に邪鬼を踏みつけています。
納経所では、素敵な出ありがありました。
写真は納経所の平田さん、楽しく雑談し、いろいろ教えてもらいました。
そして、私の納経帳、掛け軸、杖に名前を書いていただきました。字が下手な私にはありがたいことです。(名前と住所は画像加工で伏せています)
こうしておくと、盗難避けになるそうです。
杖用の巾着ももらってしまいました。
ありがとうございます。
そして、同じく車遍路の25歳の男性も話に加わり3人で雑談。
なんでもその若人は医学部を卒業後、南アフリカに現在住んでいるそうな。3ヶ月休みがあるのでお遍路巡り、遍路を通して日本人のアイデンティティを確認しているとのことです。
立派な若人でした。
88箇所もの寺をめぐっていると、素人の私にも度々仏像を眺め、繰り返しお経を唱えると、わからないなりにも密教の教えを体で感じることが出来ます。
そして、こういう偶然の出会いもまた素晴らしく、仏道の一貫なのかもしれません。
いつかは、通しで歩いて廻りたいと思いました。
翌日へ続く。